歯のホワイトニングは「歯を削らない」「痛くない」「麻酔をしない」という大きなメリットがあり、
それでいて劇的な効果の出る画期的な治療法ですが果たして欠点はないのでしょうか?
もちろんあります。
欠点の1つが知覚過敏です。
ホワイトニングでどうして歯が白くなるかというと、
ホワイトニング剤が歯に浸透して歯の色素を分解して歯を白くしてゆくのです。
その時にもしあなたの歯に目に見えないひびや、深い虫歯を治療した詰め物などがあれば、
高い確率で「歯がしみる」知覚過敏を経験することになります。
傾向として下あごの歯の方がこの知覚過敏は起こりやすいです。
前もって十分に説明を受けていないと知覚過敏が起きてしまったあなたは
きっとびっくりしてホワイトニングを中断するかもしれません。
でも心配しないでください。この知覚過敏はあくまで一過性の一時的なものですので
ホワイトニングを一時中断すると症状はすぐ消失します。
また、専用のクリームをお渡しします。
もう一つの欠点が後戻りです。
残念なことに大なり小なり必ずこの後戻りは起きてしまいます。
あなたはホワイトニングによって今までにない歯の白さを手に入れても、
そのまま何もお手入れしないで放ったらかしだと2、3年であなたの歯の色は元に戻ってしまうかもしれません。
しかし、ホワイトニング用の歯磨剤を使って歯みがきをしてもらうこと、
歯のクリーニングと「タッチアップ」(別売ホワイトニング剤)と呼ばれる
後戻りした分少しだけ歯を元の白さに戻す追加ホワイトニングを繰り返すことで、
この後戻りを予防することは可能です。
あなたの歯の白さを永続きさせるためには、このタッチアップが必要となります。